造水促進センター
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淡水化

 (1)海水淡水化の定義と製造別方式の分類   
淡水化は、物質の状態で、相の変化を伴うものと伴わないものとに大別され、相変化の伴うものとして蒸発法、冷凍法が分類され、相変化を伴わないものとして膜法(逆浸透法、電気透析法)に分類される。

 

蒸発法とは、海水が清浄であれば、発生した水蒸気中にはほとんど不純物を含まない。蒸発の際に同伴されるミストを効率よく除去し、水蒸気を凝縮させれば、純度の高い蒸留水が得られる方式である。

逆浸透法とは、供給する塩水を加圧することにより水だけが浸透圧に打ち勝って、一部の水が半透膜を透過したものを、淡水として得るシステムである。

電気透析法とは、陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に配置し、それらの間に給水し、電場の力によりイオンを移動させ、濃度の薄い部分を淡水として回収するものである。

 

(2) 造水促進センターでは、海水淡水化に関して下記のような各種情報の収集と解析を行っている。   @世界における海水淡水化の市場
 A海水淡水化規模の推移、地域、主要国、方式別のシェアー、国内の設置状況 
 B淡水化プラントの地域別シェアー、世界の大型淡水化プラントのリスト
 

(3)造水センターの事業としては、各種の海水淡水化方式における、導入調査・検討、海水淡水化の可能性調査などを行っている。また、海外地域における導入に関しての課題、メリット、可能性の調査・検討を行っている。
 さらには、上記に関しての各種相談、コンサルタント業務、技術開発の指導やサポート、経済性評価などの業務を行っている。

(4)造水促進センターにおける、海水淡水化に関する事業の実績に関しては、ホームページの「造水技術データーベース」を参考にしてください。


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